ダンサーの身体と整体

ダンス

踊るって何だろう?
音楽があって、嬉しくなって、身体の内側から動きだしてしまう。
魂の解放、エネルギーの放出、そうゆう快感がある。

筋肉の伸びやかさ、やわらかさ

ダンスの本質は内側からのエネルギーで身体が伸び弾み脈動する自由な動きだ。
上達しようと形だけを追うようになると固く小さな動きになってしまう。
筋肉に無駄に力を入れてしまうからだ。
達人、天才は自由に動いても自然に形になる。
伸びやかな筋肉の使い方を知っているからだ。

引き上げ

イメージで複雑な運動を制御する事ができる。
『引き上げる』イメージで姿勢を保ったりバランスを調整したりできる。
頭のてっぺんを天から糸で釣り下げられたイメージ。
さらに天へと引っぱり上げられるイメージ。
上昇する時はイメージしやすいが下降する時に忘れやすい。
プリエやジャンプの着地で体勢が崩れやすい人は注意しよう。
『引き上げ』が上手だとリフトが軽くなる。
合気道でも『上を意識すると持ち上がる』が
『下を意識すると重くなり持ち上がらない』と
意識の身体への作用を訓練し用いている。

回転の軸を身体の中に意識する。
回転の軸を乱さないように回るコツがある。
回転力を手の振りで作ろうとしない事だ。
コマを回す時に軸をつまんで回すように
回転力は軸を回転する事で作るのがコツだ。

ライン

直線、螺旋、S字、波、身体の中に美しいラインの存在をイメージする。

光の放出

身体から光が放出して客席を包み込むイメージ
身体の中心から光が発して身体を流れ身体を動かし手足先から放出する。
そういうイメージで踊ると気持ち良いよ。

骨格

人それぞれ違う骨格を持っている。
骨格が違うのに同じ形をとろうとすると無理がでる。
手を横に出すだけでも骨格に合わせると猫背の人は低い位置に出すのが自然だ。
形を追って手の高さを合わせると肘が下がってしまう。
肘を下げると肩が上がってしまう。
肩を下げると、、、なんてやってるうちに全身ガチガチに固まってしまう。
これでは形が合っても筋肉の使われ方がまったく違ってしまう。
骨格で無駄な努力が要求されてしまう。
姿勢調整は大切だ。
整った身体と歪んだ身体では上達に大きな差がでる。

筋肉の質

やわらかい筋肉が良く、硬い筋肉は良くない、と言われる。
やわらかい筋肉は筋肉繊維の滑り込み運動の幅が広い。
筋肉の調整により筋肉をやわらかい上質な物へと改善できる。

老化による姿勢変化を調整する

バレエや気功の先生でも高齢で背中が曲がっている人がいる。
意識と運動で変えられない姿勢の変化があるのだ。
これは姿勢の筋肉が運動神経よりも交感神経に支配されている為だ。
これは整体による調整で回復できる。

故障

かたい筋肉、姿勢の歪み、は負担の多い箇所をつくりケガにつながる。
硬い筋肉の為に神経血流が悪いと治りが遅くなる。


古傷

古傷があると自由に動けないね。
固まって痛まない代りに動かない。
固まりをゆるめてあげると痛みだすし動き出す。
痛みは治癒の働きのひとつだ。
治りきれば痛みは消え動くようになる。
身体が治る事をあきらめてしまうと痛みは無くなるが動かない古傷となる。

ピルエット

ダンスやってる方を整体した時、姿勢が良くなって 「ダブル回れるかな」 なんて会話があったのでピルエットのお話をしたいと思います。 コマを回す時の事を考えて下さい。 良く回るコマにはポイントがあります。 軸がまっすぐである事。 円の中心を軸が通る事。 円盤と軸がしっかりしてる事。 コマをうまく回すにはポイントがあります。 軸をつまんで回す。 軸を垂直に立てて回す。 これらからピルエットのコツも見えてきますね。 良く回るコマのような体。 軸をまっすぐにするには「ひきあげ」や「頭のてっぺんが天から糸で吊り下げられてるイメージ」で行えますが 姿勢のクセで意識で変えられない歪みがある人は整体で姿勢を調整すると良いです。 コマの円盤にあたる手ですが左右の指先を少し重ねて円を作ると しっかりして毎回同じ円が作れるので練習段階ではオススメです。 円盤として背中から手の甲側の円を伸びやかに意識するのも良いです。 コマの上手な回し方のように体を使う。 回転力を手で作ろうとしがちですがコマの円盤をつかんで回すのと同じで効率が悪く軸がブレやすいです。 回転力は軸を回転させて作るのがコツです。 軸となる背骨はまったくねじりません。首は正面に残しますが。 軸を乗せた骨盤の回転で回転力を作り前足に乗り回ります。 回転力を作る時にしっかり床に足が接地していないとただのツイスト運動になってしまいます。 しっかり接地するために落下します。エレベーターが下がって止まる時に重みが足裏にかかるでしょ、これを利用します。 プリエして足裏が重みを感じた時に骨盤を回転させ回転力が生まれたらすかさずルルベして回ります。 プリエの時もひきあげて軸を真っ直ぐに。 回転中も絶えず上に伸び続けてバランスを保ちます。 降りる時はさらに上に伸びてから軸足のかかとを着き膝を曲げ上げた足を下ろし手を広げ止まります。 止まり方をしっかりできないとブレーキの無い車に乗るようなもので安心して回れませんね。 練習はちょっとくずれてもインチキでも回っちゃった方がいいです。 回りながら調整ができるようになったり余裕がでてくると形をきれいにしようとか意識できるようになってきます。 あとは練習あるのみ、あこがれのダブル、トリプル、男性なら五回転、それ以上だって夢じゃないですよ。

ながいき整体『大丈夫』